準備できること
反省を込めて、就職活動前にできる準備をまとめます。
私は50社程度エントリーして、就職活動を行っていました。
先輩からもらった資料を自分なりに編集すれば、どうにかなるだろうという甘い考えを持っていました。
結果として、就職活動が始まってから、書類選考のための資料作成に時間はかかり、面接もなかなか通らないという状況が続きました。
面接が通らなかったときに、方針を軌道修正し、内定をもらうことができましたが。
軌道修正したときに、前もって行えていたことが下記の3点です。
①やりたいことを掘り下げる
やりたいことを具体的に掘り下げることで自分の軸ができます。
軸があるから、企業を絞り込むことができますし、志望動機も軸に沿って書くことができるので手間取ることもありません。
エントリーする会社で自分がやりたいことができる環境があるかわからないこともあると思いますが、意識する必要はないと思います。そういった場合は、自分の思いを会社にぶつけて、判断を委ねましょう。
やりたいことが違うからという理由で、入社後すぐに転職するというケースを避けるために、会社側も慎重に採用を行っています。入社後のお互いの不幸を避けるためにも、選考時に自分のやりたいことは相手に伝えておきましょう。
無意識に軸を持っている人は、特定の企業のエントリーシート作成や面接で、あまり苦労しないと思います。
それを事前に文章化できる程度に事前に準備しておくことで、内定の確率を上げることができると思います。
②強みを伝えられるようにしておく
会社の労働力として、どのように貢献できるか自分の強みを示す必要があります。
自分が会社でやりたいことに対して、どのように貢献できるかをアピールできます。
どちらかというと弱みを質問されて、どう克服したかとかどうカバーしたかとか質問されるので、影が薄くなりがちですが、強みは大事なアピールポイントです。
当たり前のことですが、会社に入ると、人それぞれ強みが異なることに気づきました。
強みの異なる人同士が集まって、それぞれが自分の業務をこなしながら、会社は動いていきます。
そのため、強みに理想の回答はないと思っています。
自分の強みを素直に伝えることで、会社側も適性を判断しますが、自分の強みを明確に伝えられないと会社側も判断に困ります。
自分の強みが思いつかない人には、好きなことや得意なことから見つけ出す方法があります。
研究室の生活や部活、趣味などを思い出し、それらがなぜ好きだったか、なぜ得意だったかを書き出すことが強みを導きだす役に立つと思います。
③自信を持つ
これまでの自分の経歴に自信を持ちましょう。
自分のやりたいことと強みを相手に伝えることで、評価してもらえます。
ありのままの自分を見てもらって、相手に気に入られるかどうかです。
同じ枠を争う人にもよりますし、募集していても採用意欲が年によってまちまちの場合もあるので、運も大きく影響します。
集団面接では海外でボランティアしたとか、企業と共同研究したとか、話題が出てくると思います。
そういった特別な経歴が無くても就職はできます。
就活は長期戦になることも多いため、自信を無くさず、思い悩まないことが大事です。
最後に
就職活動が始まる前から準備できることをまとめました。
早いうちからこういったことを準備しておければ、という反省を込めています。
結局、行き着く先は自己分析です。
企業分析も欠かすことができませんが、外から見るだけでは分析にも限界もあるため、ある程度で問題ないと考えています。自分を会社に売り込むために、自分を掘り下げることの方が費用対効果が高いです。
最終面接でも、緊張していても、自分の軸と強みを相手に理解してもらえるように自信をもって伝えられたのなら、やれるだけのことはやったと後悔なく納得できると思います。
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